燻製器がちゃんと使えるか試してみた。

皆さんこんにちは、キュレーターのわかさぎです。今回は前回完成させた燻製器を使って試運転をしてみたいと思います。本当はいきなり入間市の食材を使って自分好みの「肴」とか「おつまみ」なんて呼ばれてるモノを作ろうと考えていたのですが、時間と給料日前の個人的なお財布の都合で諦めました。
ちなみに試運転する理由としては、一斗缶等の場合ちゃんと薬品や塗料が焼けてないと、食材がスモーキーで香ばしいではなくすごく前衛的(常人には理解し難いという意味)でケミカルな香りになってしまうからです。経験から言うと食べ物として認識していいのか迷うレベルなのでおススメしないです。
考えた結果。↓
準備した食材
・塩サバ (近所のスーパーで半身3枚 約300円しない)
・カニカマ (同じく近所のスーパーで98円)
・はんぺん (なんとなく買ってみました。)
道具
・チップ (ホームセンターで売ってます。)
・燻製器 (そのうちもっといい材料使って作り直す予定)
・カセットコンロ (ガスも忘れずに)
・コンロを置く台 (転がってたブロックで代用)
・焼き網 (100均のものでOK)
・クッキングシート (あるとすごく便利)

こんな感じでセットしてください。番線通した穴が開いてる方が上ですよ。セットしたら蓋を開けて番線を抜いて下さい。一番底にチップを山状に適量入れて番線を戻します。
今回は桜チップのブロック状のモノを使ってます。個人的には桜が魚に良く合うと思っています。特にヤマメなんか桜のチップで燻製にすると最高ですね~。(あくまで個人の感想です。)
脱線しました。戻した番線の上に網を載せて準備完了です。

いよいよ塩サバ投入ですね。切り身を置くときなるべく缶に食材が付かないように並べて下さい。上の写真は火が通っていない塩サバの切り身です。そういえばまだ塩サバのすばらしさをまだ語っていなかったですね。まず燻製をする上で食材の下処理が必要なのですが、塩サバには必要ないのです。※重要
① 魚の下処理として捌かなくていい。
② 元から塩味が付いている。
③ 塩で〆ているので余計な水分が抜けている。
個人的な嗜好で欲を言うと、もう半日~1日程度水分を切りたいところですが、スーパーで売っている状態で燻製にしても美味しくいただけます。通常、釣ってきた魚なんかを燻製にする場合ですが、捌いて、味付けまでで半日~1日。更に余計な塩分などを落とす為に、水洗いをして、水分を切る為に1日~4日程ネットに入れて干します。(季節や天候、魚の大きさ等で変わる)
もちろん味付けに失敗すると食べれなくはないですが美味しくないので初めて燻製をする方に塩サバは一押しの食材です。

火を付けて最初は強めの火で煙が出てくるのを待ちます。煙が出てきてから弱火にして蓋をします。あとは火が消えないように気を配りながら1時間~2時間ひたすら待つだけで完成です。風がある日はカセットコンロを囲うように風除けをすると火が安定して消えにくくなりますよ。

今回は1時間半で蓋を開けてみました。ちゃんと火が中まで通っているか確認してから食べて下さいね。

他にも、はんぺんとカニカマを燻製にしてみました。
感想
断トツで塩サバがおいしかったです。あと塩サバ食べるのにゴハンが欲しかったです。
興味があったら塩サバの燻製作ってみてください。おススメです。
試運転も終わりましたし次回はいよいよ入間市の食材を燻製にしていきたいと思います。それではまたお会いしましょう。