なんとなんと、埼玉県民733万人のトップである大野元裕埼玉県知事が、我らの入間市にやってきた!どうも「知事のふれあい訪問」ということらしい。入間市東町のジョンソンタウンに降り立った、その時の様子をレポートします!

午後2時、知事がジョンソンタウンに到着!
東町にあるジョンソンタウン。
ちょっと前までは、一番奥の富士見公園の手前に2階建ての建物の中に入っていた事務所が、今はレシピレシピ(recipe2)の奥半分を使っているらしい。事務所入り口の近くには、たくさんの黒服?(たぶん県の職員さん)の人たちやマスコミの人たちが知事の現地入りを待ち構えている様子。そんな中、運転手、秘書付きのトヨタ・センチュリーから颯爽と降り立ち、大野知事、笑顔で会場入り!
まずは運営会社によるプレゼンテーション

一通り挨拶を終えると、早速ふれあい訪問の時間がスタート! まずは、ジョンソンタウンを運営する株式会社磯野商会の社長と専務からジョンソンタウンの概要や歴史などのプレゼンテーションが始まった。大野知事もうなづきながら聞き入る。一応、簡単に概要を説明しよう。 昭和11年に製糸会社の農園20万坪を取得したのが始まりで、陸軍航空士官学校の将校用に住宅を提供し、「磯野住宅」がスタートする。終戦後、米軍に接収されてジョンソン基地となったことをきっかけに、米軍向けの米軍ハウスを建設していく。昭和53年に基地が返還されて航空自衛隊入間基地となると、その米軍ハウスに人が住むようになり、入間のスラム街とよばれるように。そこで、平成16年から「平成ハウス」というオシャレな米軍ハウスを建築していき、スラム街から脱却をしていく。そして平成27年に都市景観大賞を受賞し、魅力ある観光スポット、住みたくなる街並みに成長していく。
そして次に、このジョンソンタウンの改修や建築に携わってきた一級建築士の渡辺治さんからも、住宅だけでなく、まち全体の構想やシカケについてプレゼンがあり、更に大野知事は大きくうなづくことになる。これも説明したいが、ちょっと専門的なのであきらめようと思う。 でも一応、簡単にまとめてみると、日本は南向きに家を建てるけど、アメリカでは方角は関係なく道路側に庭と居間を配置するので、家同士が向かい合って自然に会話が生まれていくってことを取り入れて、ジョンソンタウン内も境界の壁をなくしたり、家と家の間に道を作ったりして、会話が生まれる、回遊する、そんな空間づくりを意識したということらしい。
大野知事、ジョンソンタウン内をぶらり街歩き!

磯野社長がアテンドをしながら、ジョンソンタウン内を歩き始める。 なかなかのメディアの量で、本当にぶらり途中下車の旅を撮影しているかのような雰囲気のなか、いくつかの店舗を訪問。途中でジョンソンタウンに遊びに来ていた人との会話も楽しんでいて好印象。
そして、奥の方にある、BIWAHOUSE Galleryを訪問。
びわゆみこさんというアーティストの作品が展示されているギャラリーのようで、紙やフィルムなどのシート状の素材を特殊な折り方で製作された光のオブジェをみながら、大野知事もその空間を楽しんでいる。うん、好印象。
土日は大変な数の人でにぎわうジョンソンタウンも、平日の午後とあって割と人は少なく、ゆっくり歩きながら、まったりとした空気感で、アメリカ風の街並みを楽しんでいるようだった。
コイガクボでタウンミーティング!

そして、米粉パンの専門店で有名な、コイガクボで意見交換会へ。 新しくオープンした、Ice Cream Factoryのイートインコーナーを使って、ジョンソンタウン内に住んでいる方とコイガクボの店主さんとともに大野知事と会話を楽しむ時間に。
発達障害のお子さんをもつお母さんから、ジョンソンタウンに住んだおかげで、地域の人がみんな子どもの障害のことも理解した上で受け入れてくれて、みんなが家族のようで本当にここに住んで良かったという話があって、みんな感動。
大野知事も呼応するように、高齢化社会の中で大きな課題を抱える埼玉県にとって、こうした人とのつながりがあるコミュニティづくりはとても参考になったとジョンソンタウン訪問の成果を語っていた。
ここで、写真撮影をして終了!
となったのだが、さすがは大野知事。 ちゃんと秘書さんに指示をして、狭山茶を練りこんだパンを購入していた。
隣の河村商店で、美味しい狭山茶も買えるよ!と耳打ちしたが時間がなかったようで残念w
せっかくなので、歩道の整備をおねだり!
東町住民の長年の悲願だったのが、国道463号の歩道整備。 市役所から東町交差点までは、昨年にバリアフリー工事が完了したのだが、その先のジョンソンタウンあたりが、やっぱり段差がひどくて狭くてどうにかしてほしい場所。
そこで、大野知事に直接、歩道の整備をお願いしてみる。
確かに、通学路でもあるし危険ですねと理解を示してくれて、今後検討してくれるとのこと。 たくさんの観光客や彩の森公園利用者が街歩きを楽しみにやってくるジョンソンタウンなのだから、ベビーカーを押しても安心して遊びに来れる歩道にしてほしいなぁ。
大野知事、また入間市に、ジョンソンタウンに、遊びにきてください! お待ちしております!
