入間市の食材で燻製を作ってみる①

2019/12/17

燻製器を作ってみた。

 皆さん、はじめまして。キュレーターのわかさぎです。今回は入間市の食材を使って燻製を作ってみたいと思います。燻製にも温燻と冷燻があります。今回は温燻を作っていきたいと思いますが……。
 その前に燻製器を持っていないので、まずは燻製器からですね。燻製器も色々なモノで代用できますが、まずは身のまわりにあるものを使ってみたいと思います。           

■材料
 ・一斗缶
 ・番線
■道具
 ・金槌 (釘が打てるものなら何でも構いません。)
 ・釘 (番線よりも少し太いモノ。)
 ・バーナー (火傷や火事に気をつけて下さいね。)
  ・番線カッター (ニッパーで代用可能。)
  ・革手袋 (あると火傷しにくいです。)

 まずは、一斗缶に付いている薬品を焼いていきます。今回はバーナーで焼いてしまいますが、焚火などで焼いても変わりません。塗装されている薬品等から煙が出なくなるまで完全に焼いて下さい。
※注意事項
・許可されている場所以外で焚火等、火を扱う場合、消防署の許可を必ず取って下さい。
(わからない場合は消防署や市役所の環境課に相談してみることをお勧めします。)


 焼いた一斗缶が冷めたら、釘と金槌で穴を開けていきます。蓋側にだいたいで大丈夫なので左右等間隔に3か所づつ開けていきましょう。釘は使う番線よりも少し太いものを使うといいです。


今度は番線を切っていきます。番線カッターが無かったのでニッパーで代用してます。ニッパーの刃がダメになるので番線カッターがある方はそちらをおススメします。
番線は輪になっている部分の真ん中くらいで切っていきます。これを3本用意するので番線でいうと2本使います。

切った番線を折り曲げて取手を作っていきます。そのまま使ってもあまり問題はないのですが、差し込んで使うものなので無いよりはあったほうが使いやすいです。私個人としては手作り感が好きで取手はいつも作っています。

最後に、加工した番線を差し込んで蓋を閉めれば燻製器の完成です。この燻製器は食材を燻していく過程で、熱い煙を利用する為食材に熱を通してしまいます。スーパーマーケット、食料品店等で見かけるスモークサーモン等、生に近い仕上がりを想像している方には残念ですが、食材の中まで熱が入ってしまいます。もしかしたらこれでもできるとおっしゃる方はいるかもしれませんが……。そのうち機会があれば冷燻用の燻製器も作ってみたいですね。

温燻用の燻製器であれば、他にも段ボールや木箱を使って割と簡単に作れますので興味のある方は是非作ってみてください。
次回は燻製器の使い方を含め、試しに簡単な燻製を作ってみたいと考えています。あとは時間があれば実際に入間市の食材を燻製用に下処理してみたいと考えています。私もまだ初心者の域を出ませんが、これを機会に燻製作りに興味を持っていただけたら幸いです。それではまたお会いしましょう。

入間市の食材で燻製を作ってみる①

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