こんにちは。市民ライターのすぎしまです。 実は入間市から選出された埼玉県議会議員でもあります。 今回は、よく聞かれる、「で、何してるの?」にお答えしてみます。
年4回ある定例会、いわゆる「議会」

まずは、やはり「議会」ですね。
県の施策は、議会に議決をしてもらわないと進められませんので、 条例や予算決算、人事などなど、審議事項はたくさんあります。ちなみに、5億円以上の工事契約や7千万円以上の財産取得なども議決案件です。(逆に言うと、それ以下なら議会でいちいち議決する必要はなく、議決された予算の中で県庁が執行できるということです。やはり県の規模になるとケタが違いますね。)
議会中は、朝10時から本会議や委員会等を開くことが多いです。 そのため、その前の朝一やお昼時間、本会議終了後に様々な会議や会合が集中します。特に、一日3議員×5日間おこなわれる本会議での登壇による質疑(一般質問といいます)の間は、朝から晩まで予定がビッシリです。
県内各地から93名の県議がさいたま市浦和区にある県議会議事堂に集まります。 私は車で登庁するので、朝6時半頃に出て、8時くらいには議事堂に来ていますね。 秩父の県議は車で3時間、本庄の県議は新幹線で1時間半、なかなか大変なんです。 ちなみに、県議会議事堂に各会派の部屋があって、所属議員のデスクやロッカーなどがありますが、シャワールームや議員宿舎はありませんので、遠方の県議は浦和に泊まることもよくあるのです。(私もその一人です)
年4~5回ある「視察」

次に、議会中以外での公務に「視察」があります。 議員は、常任委員会と特別委員会に所属していて、その委員会ごとに埼玉県の施策に参考になるところを吟味して視察をおこなっています。 これは公務ですので、全員出席しなければなりませんし、県庁の幹部も同行します。 視察というと、なんだか遊びに行っているのではと思われる方もいるようですが、他県の状況を見るかなり真剣なもので、かつ政党の違う議員や県幹部と密に話をするいい機会でもあります。
ちなみに、入間市にも県議会で視察に来たことがあります! 県立特別支援学校の入間わかくさ高校や工業団地にある肉まんミュージアムで有名な中村屋の工場など。その委員会に所属していなくても、地元に県議会の視察が来た時には、地元議員がお迎えをして、一緒に視察をするという風習があります。 「お・も・て・な・し」、ですね!
お祭り、イベントなど、いわゆる「地元活動」

そして、入間市の皆さんには一番おなじみかもしれません、
様々な式典やイベントに出席させていただく、地元活動!
「 んー?それって、選挙のためじゃないの?」
と言われてしまうこともありますが、そんなことはないんです。 式典やイベントでは、来賓として祝辞や挨拶をお願いされています。 これは個人としてではなく、入間市民が選んだ県民の代表としての活動です。 そこで地域の活動に触れたり、直接お困りごとをお伺いしたり、大切な時間です。
ちなみに、地元の行事は絶え間なく続くもので、新年会シーズン、総会シーズン、夏祭りシーズン、敬老会シーズン、運動会シーズン、文化祭シーズン、忘年会シーズン…
各シーズンは一日5~10か所以上行くことも。
分身の術が使えたらいいなと思う日々です。
県議会議員のバッジは、紺色!

これが県議会議員のバッジです。(正式名称は議員徽章と言います) 都道府県議会議員はほぼ全国一律でこのバッジになります。 私は少し前に紛失してしまったのですが、事情を説明したら4,000円くらいで購入できました(;^_^)
ちなみに、市議会議員のバッジは赤紫色。 国会議員は2種類あって、 衆議院議員は赤紫、参議院議員は紺色になります。 (参議院は貴族院の流れもあり、中の菊紋が大きいんです)
議長、副議長は、これに議長バッジを追加してつけます。これは一つ15万円もするものだとか。 県議会議事堂の議場においては、議員バッジの着用が義務付けられています。
が、特にそれ以上の効力は何もありません!
県のことで相談したい!どうしたらいい?
入間市や入間市議会議員はなんとなく身近だけど、埼玉県や埼玉県議会議員はちょっと… どうやって連絡したり相談したりしていいかも分からないし…
大丈夫です!ぜひ、いつでもお声がけください!
私は入間市役所の近くに事務所があります。 県政を身近に感じて頂きたいので、「けんみんパーク」と名付けています。 お電話いただいても、直接お越しいただいても、どこかでお会いした時にお声がけいただいてもいつでもウェルカムです。 入間市のこと、埼玉県のこと、政治のこと、お気軽にご相談ください!
